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Melting pot

Melting pot

英会話

NYにきて、まず何をしようかといったら、誰でも思う英会話。

自信がある人は、カレッジの授業を聴講する人もいるらしい。
しかし、私の場合高校、いや大学まで苦労した英語。
さらに結婚する前の夫にかなり脅されて(おいおい)
嫁入り道具ならぬ、嫁入り英会話をした。
さらに、あの頃英会話ブームでサロン形式とかたくさんあったのだが、
そんなんじゃだめと念を押されて、行った先はベルリッツ。
しかし、授業料が高すぎてNYでは続けられなかった。

というより、外に出れば実践なんだから、わざわざ通う事は無いのよね。
でも、ご存知の通り、東海岸。。。いやNYはとにかくしゃべる速度が速い。
さらにスラングもたくさんあって、やっぱりちゃんと通わないとな~

そこで見つけたのは、ジャパンソサエティ。
家から歩いてすぐだったし、週に2回なので、お気軽。
そこの英会話教室に申し込むほうが大変だった。
日本協会といっても、スタッフはほとんどアメリカ人。
英語が出来ない人が門をたたくには大変だった。

クラスは4つあって私が最初に行ったのは、初級クラス。
アメリカに来て間もない人がほとんどだった。
しかも若い人ではなくて、どちらかというと私の両親世代。
マンハッタンにいるのは、会社のトップクラスにいる人が多いからだと思う。
そんなおえらい奥様方の中に私のような人が2~3人。
名前を呼び捨てにするってことに結構抵抗感があった。
もちろん、あちらのほう。

先生は、Joyce
もちろん、アメリカ人だけど、日本人に英会話を教えて長いらしく、
日本人の苦手な所をよくわかってくれるひとだった。
この英会話教室に通う1年半くらいの間に、short tripやお食事会などがあって、結構楽しめた。
英会話の上達だけれど、1人でもレストランに行って注文できるようになったかな。
とにかく、生活に密着した大切な事を教えてもらったかんじ。

それでも、しゃべる事を結構させてもらった。
最初は月曜日だったので、週末にしたことなどを自分の口で話すのだが、
皆さん、オペラだミュージカルだ、ドライブにお出掛けで、そういう人は話す事もたくさん会って、いつも時間オーバーだった。
私はというと、家にいたとか、近所のスーパーに行ったとかそんなことばかり。

さらに、トップクラスの奥様方は、Joyceに個人レッスンをしてもらってた。
もちろん、家に来てもらうのだけれど、さらにお買い物とかお食事とかも一緒らしく。いつかあんなふうになりたいわ~っていつも思っていた。

あの頃でも日本語放送はあったし、レンタルビデオもあったので、日本語に恋しくなる事は無かった。むしろ、それのほうが問題だったのよね。

おかしい話
ドアマンに1日1回話せば、英語のレッスンになるかと思って話し掛けた。
しかし通じない。
Woolwearth
この単語が言いたいのに、全く分かってくれない。
こうなったら筆談。
「Oh! Woolwearth!!!」
だから、さっきからそういっているでしょ?
やっぱり発音が違うのよね。
この話を夫にしたら、ものすごく笑われた。

おしゃべりの私が無口の私へ一直線だった。

続く


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